(ii) 10月26〜30日
a, b, gは日本気象協会提供のノア画像、c, fは10/ 29の朝のノアによる観測時刻近くの地上観測映像である。また、dは10/ 29朝のノア画像に対応する流脈線、eは10/29午後のノア画像に対応する流脈線解析の結果を示す。なお、hはNHKニュースによる10月の阿蘇の様子である。
この期間では、まず南から近づいてきた台風28号による東風のため、27日には雲仙野岳と阿蘇火山博物館の両方で阿蘇が起源とみられる高濃度のSO2を記録している。その後、台風の通過に伴って風向は東から北東へと変化し、さらに西から近づいてきた高気圧が東へ移動するにつれて南風に変わり、桜島からの高濃度ガスを運んだと考えられる。図のノア画像、ビデオ映像とも桜島噴煙の風向による変化をよく表している。