digital natureplume

火山ガスのページ
■桜島阿蘇の火山ガス
はじめに
データ(ガス・灰・風・映像)
垂水市からの桜島(Photo) '98.12
雲仙普賢岳(Photo) '91-'96
■火山ガスのレポート
図解)噴煙・火山ガス流
高濃度火山ガスの動態と気象条件
噴煙・火山ガスと大気環境
桜島噴煙の移流と火山ガスの研究
■三宅島関連レポート
三宅島高濃度火山ガスに関する研究
三宅島雄山の噴煙と火山ガス
三宅島火山ガスの動態と気象条件
三宅島噴煙と火山ガス移流の衛星データによる検討U
噴煙と火山ガスの動態を探る−三宅島2000年噴火にあたって−
三宅島火山ガスの危険性評価
三宅島山麓における火山ガス濃度変動と帰島問題
三宅島島内の火山ガス高濃度事象と八丈島高層風の特徴
■火山噴煙と衛星画像
Night-Shotによるエアロゾル検出
桜島噴煙の写真やビデオ映像
鹿児島衛星画像ネットワーク
南西火山噴火噴煙の衛星画像
諏訪之瀬島火山噴火噴煙の写真集
NOAA/AVHRRによる三宅島の噴煙
西太平洋火山爆発MODISデータベース
教育用衛星画像表示システム
阿蘇山の噴煙観測
桜島噴煙監視システム
薩摩硫黄島火山観測カメラ
諏訪之瀬島火山観測カメラ
■関連/リンク集
気象衛星NOAAによる火山監視(東海大)
鹿児島の環境データ
中学生環境アンケート結果
噴煙と火山ガスを追う
フォーラム列島火山の噴煙活動を探る

ABSTRACT
桜島南岳は1955年以来50年近く山頂火口からの噴火を続けている。 爆発や噴火による噴煙は1040mの山頂から約1000〜3000m上昇し、 連続的に放出される噴煙は300〜1000m上昇していることが普通である。 このような噴煙の上昇と移流・拡散は、混合層上部の自由大気の 様相をつかむ格好のプローべである。
噴煙は大量の火山灰とともに火山ガスを伴っており、その中の 二酸化硫黄放出量は年間約30〜70万tと見積もられている。これは 日本の人為起源総排出量の年間約100万tに比べられる大きな量であり、 その影響は桜島内外での定点観測などでしばしば環境基準値を越える 高濃度事象として検出されている。
火山ガスは噴煙とともに比較的安定した上層大気中を鉛直方向には あまり拡散せずに移流して、その多くは海上に拡散すると考えられるが、 SO2は大気中で酸化されて硫酸エアロゾルとなり、時には 九州各地で酸性雨をもたらしている。多くの場合、桜島からの火山ガスが 1000〜2000mの煙流高度を保つと考えられるので、その長距離輸送の検出 には平地よりも1000m級の山上観測が適している。実際、桜島からの 火山ガス移流のこのような挙動は、137km離れた雲仙野岳(標高1142m) でのSO2高濃度事象の検出や150km離れた阿蘇草千里(1150m) における長期連続観測データからの解析からも確かめられた。 このような上層での長距離移流に対し、火口から数kmとは云え、 約1000mの標高差のある桜島周辺部における高濃度事象の機構は どのようなものであろうか。

木下他、桜島山麓における二酸化硫黄高濃度時の風系、第13回風工学シンポジウム(1994)より

■物理学教室ホーム ■理科ホーム ■教育学部ホーム ■鹿児島大学ホーム
(C)Copyright 1997-2003 鹿児島大学教育学部物理学教室 All rights reserved.
お問い合わせ メール